氷ノ山・氷ノ越コース

てんこち

2017年10月12日 00:02




先日の連休は兵庫・鳥取にまたがる氷ノ山へ。

氷ノ山は1510mと、全国的にみれば低山ということらしいが、

兵庫県では最高峰、中国地方では大山に次いで2番目に高い山。

若かりし頃、新田次郎の「孤高の人」を読んだことがあり、ちょっと気になる山では

あったのですが、山歩きとは無縁であったため、20年以上を経てやっと登ることとなりました。


姫路からだと十分日帰りで行ける距離ですが、

今回は「わかさ氷ノ山キャンプ場」で一泊してきました。






今回は、鳥取側から「氷ノ越コース」をピストン。

登山口はわかさ氷ノ山キャンプ場内に。(駐車場あり)





この登山道、江戸時代は「伊勢道」として因幡から但馬を経て京都の元伊勢へ参るお伊勢参りに

利用されていたそうです。

その頃の石畳が今でも残っていました。





しばらく歩いていると、兵庫側からの「氷ノ山越コース」と合流する、氷ノ越に到着。

ふもとは快晴でしたが、ここはガスで真っ白。

鳥取側からよりも、兵庫側からの登山者のほうがずっと多かったです。





避難小屋内を探検・・・





このお地蔵さんは1843年作だそうです。

加藤文太郎もこの地蔵を見たに違いない(笑)





夏の大山で自分の体力の無さを痛感、

それ以来ずっと歩く訓練を続けていました。

大山に登る前一ヶ月ほども、ウォーキングや階段歩きをしていたのですが、それでもバテたので、

ここ最近は古いリュックに鉄アレイと水ペットボトル計10キロを背負って歩いていました。

すると効果はテキメン!

今回の氷ノ山では家族に離されず、ついていくことができました(苦笑)

結果的に筋肉痛にもならず、むしろまだまだ歩き足りない気分に。





やや幻想的な雰囲気のなかを歩く。













大人ならひょいっと越えられる段差でも、三男は手をついてはい上がり。

でも楽しそう^^


















ようやく熊笹に囲まれた山頂が見えてきた!





到着!

後ろの三角屋根は山頂避難小屋。





ガスでなんにも見えませんけどね(笑)





そして小屋の中で昼メシ!

暖かい味噌汁とおにぎり。

最高の味でした。





しばし休憩したあと、「甑岩(こしきいわ)」に寄ってみる。

簡単に登れるやろ・・・そう思っていました。





しかし・・・

途中まで行って下を覗くと・・・キ〇タ〇が縮みあがりましたね。

まさに断崖絶壁。

つまづいて落ちたら怪我では済みそうにありません。

完全にビビってしまいました(涙)

これ以上は無理!というわけで無理せずに撤退。

下から見ていた奥さんに後で聞くと、完全にへっぴり腰になっていたそうです(涙)



そんなこんなで家族全員、無事下山。

往復5時間程度、甑岩以外は特に難しい箇所もなく、

家族で登れる氷ノ山・氷ノ越コースでした。











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