先日の川釣り
延べ竿を持って行ったのですが、子供が使える長さのものが1本しかなく、
前から若干気になっていたダイソー竿を1本買っていった。
これからダイソーロッドを購入予定のかたの参考になればと思い、解説したいと思う(涙)
仕掛け付きの竹竿、1本100円(税込み108円)。
安竿の極み。
中国からの輸送費諸々を考えて、採算合うのだろうかと考えこんでしまいそうになる。
まぁ品質はともかく、実際に売ってるんやから合うんでしょう。。。
外観はそのへんの山で切ってきたような竹そのもの。
赤く着色されてはいるが、それ以外はなにも手を加えられていないナチュラルな造り。
竹竿は2ピースになっており、これがジョイント部。
一見、銀ピカで堅牢なジョイント部に見えるが、しっかり差し込んでもグラグラ感アリ。
かといって、差し込み過ぎると二度と抜けなくなりそうなジレンマ。
程々に適当差し込むのがベストな使い方か。
穂先
大型アイで糸の通しやすさはピカイチ(汗)
一見、雑に見える穂先部分の仕上げですが、めちゃくちゃ雑です(涙)
もし大物を狙うならば独自に補強を施す必要ありかも。
竿を継いでみた。
想像をはるかに上回る歪曲に驚きを隠せません。
これだけ歪んでいると釣り手のアキュラシーも高度なものが求められる。
仕掛け
ナイロンライン、ウキ、ウキゴム、かみつぶし、針がセットになっている。
しかしながら、竿は2mほどにもかかわらず、仕掛けの全長が3m以上。
使いにくい・・・
竿の長さに合わせて仕掛けをカットすることをおすすめ致します。
針はカン付き針で、そこそこデカイ針。
ウキと重りはついてるものの、水に浮かべてもウキは直立してくれません(涙)
ラインは3~4号ぐらい?
ずいぶんとオーバースペックのような気がしないでもないが、いつ大物が掛かっても大丈夫という
安心感は・・・・ある。
ここまで読んで、「ダイソー竿使えへんやん!」と思われたかたもおられるでしょう。
私もそう思いました。
トータルで評価するならば、
「自宅に持ち帰らずにその場に捨てて帰りたくなるロッド」
というところでしょうか。(捨てて帰りませんけどね)
でも・・・・基本に立ち返ってみると、これ100円なんですよね。
100円の竿(仕掛け付き)になんらかのポテンシャルを求めようとしたのがそもそもの間違いでした。
そこで、ダイソー竿の正しい使い方!
これはずばり、こどものオモチャ。
いや、そもそも子供のおもちゃとして販売されてるんやと思います(汗)
オモチャとして考えるなら100点満点。
実際、少しカミツブシを付け加え、ウキを直立させてやると三男はご機嫌に釣りしてる気分になってました(笑)
でもこのダイソーセットでは魚は釣れず、釣ったのは持って行った別の竿のほうでしたが。
もし本気でダイソーセットで魚を釣るならば、
※ウキを直立させるように重りを調節
※小魚を釣る場合、針を対象魚に合わせて変更
の2つの対策はしたほうがいいかもしれません。
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