我が家のビルトインの食洗機(パナソニック NP-P45VD3)が水漏れし、
使えなくなってしまいました。
その修理の記録です。
夜中にワールドカップを観ていたら、稼働中の食器洗い乾燥機から
「ピーピーピー」と警報音らしき音がが鳴りはじめた。
確認してみるとランプが点滅して機械は停止している。
取り扱い説明書で確認してみると、このランプの意味するところは機械内部の
水漏れらしい。
取説には、すぐに水道の栓を閉め、メーカーに連絡と書いてあるので、
本体下の点検カバーを外し、栓を閉めた。
見たところ、床には水は落ちておらず、食洗機内部の漏水にとどまっているらしい。
このままにしておいて、明日メーカーに連絡しよか・・・
とも思ったんですが、とりあえずスマホで対策を検索してみる。
すると、同じような症状の事例がたくさん出てきた!
パナの食洗機はホースからの水漏れが多く発生しているらしい。
そして、自力で修理をされた方々の詳しい記録もある。
自分で直すか、、、とも思ったがメンドクサイ。
とりあえず翌日に修理依頼をすることにしました。
で、翌日パナに電話。
こんな感じで。。。と症状を伝えると、とりあえず見に行きます、と。
気になる修理代を尋ねると、
「3万みてもらってたらいいと思います」
3万て。。。ショックで言葉も出ません(笑)
とりあえず修理に来てもらうのは保留。
自分で修理をするほうに方針転換。
というのは、昨夜調べた結果、内部のホースが破れている可能性大で、
その箇所なら自分でもなんとか修理できそうな感じだったから。
ややこしい電気や機械系統なら手も足も出ませんが、ホースの交換なら
簡単にできるはず?
めんどくさいけど、持たざる者は自助努力しかありません(涙)
本体下の点検カバーを外し(外し方は説明書に書いてあった)、内部を見ると、
給水ホース、排水ホース、電源コード、アース線が本体から延びている。
このうち給水チューブが微妙に短くそのままでは本体を引っ張りだせそうになかったので、
給水栓から外した。
そして本体下の水抜き穴に付いているゴムのフタを外して事前に水抜き。
これをやっていないと本体を抜く時に水がこぼれるらしい。
そして本体下の「前ズレ防止金具」の2本のビスを外し、引っ張り出す。
初めて対面する食洗機の全体像。
こんなんが埋まっとったんか~。
背中側。
ビス7本を外し、裏面を外します。
電源コードは必ず抜いてから作業しましょう。
やはりホースに亀裂が入っていました。
矢印のホース。
パックリ空いてます。
このホースを交換しなければいけません。
熱や洗剤にさらされるため、普通の水道ホース的なものはダメらしい。
シリコン製がいいとのことなので、ホームンセンターへ。
結局、サイズの合うシリコン製のチューブを置いている店がなかなか無く、
4店目でやっと見つかった。
内径18mmのチューブを念のため40cm購入。
800円ほどでした。
内径18mmのチューブでは若干入りにくいですが、ぐりぐり押し込んでしっかり
嵌めることができました。
結局40cmでは長すぎたのでカットを繰り返しながらちょうどいい感じの
長さで固定。
これで直ったはず?
ついでに水位計(写真中央)も点検。
ここの故障も起こりえるらしい。
上部の黒いカバーを外し、手前の爪を外してパカっと開けてみるが、
内部は綺麗で問題ナシ。
水漏れセンサー(写真中央の黒いコードが延びているとこ)も点検。
手前のビスを外すとセンサーのふたつの電極を確認できます。
水漏れで若干汚れていたので清掃。
また元通りにビルトイン。
給水ホースを接続し直して、電源入れてスタート!
最初はエアーが噛んでいるので変な音がしましたが、
運転は正常に。
下の点検口を開けたままずっと観察していましたが、
給水栓からの水漏れもなく一安心。。。
結局、最高3万かかる修理代が材料費800円程度で済みました。
面倒くさいけど、完了したときは爽快でした(笑)
※なおこの記事は自己修理を勧めるものではありません。
正規の修理を依頼するのが正解だと思います。
にほんブログ村