ふもとっぱらで年越しキャンプ 2017~2018 その4 逆流そして火事

てんこち

2018年01月11日 00:03




大晦日以外は快晴が続いてくれた。

この場所だけやけに日当たり悪い気がせんでもないけど(涙)










テントで過ごす時間は、みっちり薪ストーブを焚きまくった。

カシ、ナラ、サクラ、ケヤキの自作薪を持っていきましたが、

それぞれの燃え方をじっくり観察。

やはりカシは火持ちが良い。

燃費が悪いといわれる時計型薪ストーブでも、いつまで燃えとんねん。。。いうぐらい

長時間燃え続ける。

金色っぽい炎が美しかったのがケヤキ。

それぞれの樹を回収した現場を思い出しながら、至福の時間(苦笑)



ふもとっぱらの夜はよく冷える。

でも、多くの薪ストーブユーザーに共通していると思うけど、

気温が下がれば下がるほどうれしくなる(笑)

寒いほど焚きがいがあるってなもんです。

深夜まで本読みつつ、薪をくべ続けました。














4日間通しての最低気温は1/2のマイナス6.3度。

昨年より若干寒かった。




池はカチコチ。






滞在中は、山歩きしたり、

昨年も行った子供お気に入りの奇石博物館で宝石探しをしたり。

ニジマスの釣堀にも行く予定していたのですが、電話すると休業でした。





場内が空いてからはドローン飛ばしたり、ラジコン走らせたりキャッチボールで遊んでました。





そして4日目最終日。1月3日。

帰りたくないけど帰らねばなりません。

この日は朝からだんだんと風が強まっていた。

昼前になるとかなりの強風。今までキャンプ場で経験したことのない風。

これがふもとっぱら名物の強風というやつでしょうか。

帰り仕度しつつキャンプ場を見回すと、一張のテントが崩壊している。。。

そうこうしているうちに、近くのテントも崩壊。

こりゃやばいな!と思っていると、さっきまで燃えていた薪ストーブの炎が消え、

煙が逆流しはじめた(涙)

おいおい、あかんやん・・・と思っていると、すぐに一酸化炭素警報器が大音量で鳴り始めた!!


(ちゃんと警報器の仕事しとるな・・・)


などと感心しつつ、テントを全開にして風が収まるのを待つが、なかなか止まず、

逆流が続いてもう煙だらけの人間燻製状態。

これはもうあかんと、灰スコップで薪ストの中の燃えかけの薪や炭を取り出し、

水を張ったバケツに放り込んで消火。

煙突の高さや縦横比は十分にとっていたつもりだけど、あれだけの強風だと

逆流してしまうもんなんやとええ勉強になりました。

そんな勉強したくなかったけど(汗)





風に煽られるテントの撤収にも手こずったが、なんとか作業完了。

ポール曲がらんでよかった。。。

丁度その頃からどこかで消防車らしきサイレンが鳴っているのが聞こえていた。

でもその時はどこか遠い場所のことだろうと思っていた。

最後に家族で富士山をバックに記念写真を撮っていると、わりと近い上空に煙が上がっとるのが見えた。

さっきのサイレンもアレの件なのだろうか?

そこからは煙が上がっている場所が見えなかったので、気になり行ってみることに。

すると、





その煙は場内の火災でした。

もうすでに消防車がかけつけ、消火が始まっていた。





でもおりからの強い風に煽られて、なかなか火勢は衰えずに小屋は全焼。



話を聞くと、テント外の焚き火台の火が乾いた芝に燃え移り、

あっという間に周囲に燃え広がり小屋まで燃えてしまったらしい。

焚き火台から炭か薪が落ちたんでしょう。

写真には撮っていませんが、火元のテントから小屋まではそこそこ距離があるのですが、

その間の一面の芝が焼け焦げていました。

ちょっと目を離した間に、という感じなのかもしれません。

火元のテントも燃えてしまっていました。

ヤケドなどをされた方はいらっしゃらないようでした。

常々、火を扱う時は気をつけていましたが、改めて火事の怖さを知った一件でした。






そしてチェックアウト。

帰り道は事故渋滞と亀山近辺の自然渋滞で帰宅したのは午後9時過ぎ。

いろいろあったけど、無事3泊4日を終えてホッとしました。



おわり


ふもとっぱらキャンプ その1

ふもとっぱらキャンプ その2

ふもとっぱらキャンプ その3



にほんブログ村







あなたにおススメの記事
関連記事